MayaScripts_CameraCirculation:カメラ切り替え補助ツール
こんにちは。
今回も小スクリプト紹介です。
2023/02/20 Update
CameraCirculation
アクティブなビューポートのカメラをサイクル的に切り替えます。
実行する度にシーン内のカメラをリスト化し、上から順にスイッチイングします。
■ ダウンロード
ダウンロードしたファイルから、CameraCirculationフォルダを以下の場所に配置してください。
C:\Users\"ユーザー名"\Documents\maya\scripts
で、実行するには以下の2行をシェルフ等に登録してお使いください。
import CameraCirculation
CameraCirculation.main()
■ 使い方
実行する度に「camera1 -> camera2 -> front -> persp」のようにアクティブなビューポートのカメラをサイクル的に切り替えます。
「Alt」を押しながら実行すると、Hideされているカメラを対象から除外してサイクルします。
※最初にビューポートのカメラがHideされていない状態でないとエラーとなりますのでご注意。
また、オプションとして「Shift + Ctrl」を押しながら実行すると、以下のようなウィンドウが立ち上がります。
各項目について
- Ignore Hides
- Reload時にHideされているカメラを除外します。
- 正投影カメラリストとAddボタン
- シーン内に新規で任意の方向の正投影カメラを追加します。
- Mayaデフォルトの正投影カメラと大体内容は同じです。
- カメラ名リスト
- シーン内に存在するカメラのリストです。
- ビューポートのカメラを選択したカメラに切り替えます。
- ダブルクリックをすると該当カメラのNearClipPlaneを「1」にFarClipPlaneを「1000000」に変更します。
- Reload
- シーン内のカメラを再度検索し、リストを更新します。
- Close
- ウィンドウを閉じます。
■ 更新履歴
ver 1.3.2
- UIで選択中のカメラをDeleteKeyで削除できる機能を追加。
ver 1.3.0
- 正投影カメラの生成機能を追加。
ver 1.2.0
- Maya2022以降でも利用できるように修正。
- VisiblityがFalseのカメラは無視するオプションを追加。
- 新規シーン以外でシーンを開いた際にUIを更新する機能を追加。
ver 1.1.1
- カメラ取得をTransformからShapeに変更。
ver 1.1
- Near/FarClipPlane値を規定値へ変更する機能を追加。
ver 1.0
- 配布開始
余談
アニメーション制作においても、制作用とレンダリング用の2つのカメラを切り替えながら作業することって多いんですよね~。
作業中に何度も行う面倒なカメラ切り替え作業を短縮する為に作りました。
以上です。
宜しくお願い致します。